omochi_pokeのブログ

ダブルバトルプレーヤーのオモチです!

【ポケモン剣盾ダブル】テンプレ型雨ザシアン【s22最終815位レート1714】

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どうもはじめまして、オモチです!

普段はダブルバトルで万年4桁止まりですが、今回は目標としていた最終3桁順位を達成できましたので記事を書くことにしました。

 

自分の考えをまとめる目的と、言語化することにより更なる改善点を考察したいと思っています。なお、本構築はサダアキさん(@Msadaaki_poke)に個体調整案等のアドバイスを頂きました。本当にありがとうございます。

 

【構築内容】

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【構築経緯】

ダイマ有シーズンの際に強かった雨ザシアンを使いたい!というところから始まりました。ふらひめさん(@hime_LatyNinhu)原案の雨ザシアン構築でランクバトルを行うことに。

初期の並び

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キングドラの刺さりが良いパーティーには勝てましたが、ゴリランダー、ガオガエンが環境に多く、猫だましサイクルにおいて不利を取ることが多くありあまり勝てませんでした。

そこで、サダアキさんが改良した構築が

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でした。サダアキさんはこの構築で2桁に到達したとのことでした。自分もお借りして対戦してみましたが、2桁はおろか3桁すら到達できませんでした。

同じ構築を使用しているはずなのに、こんなにも勝てないのか…と自分のプレイングの下手さに泣いてました。5000位台をさまよう日々。

そして100戦近く潜って、この並びだとゴリランダー+水ウーラオスにボコボコにされるということを認識し、かつテンプレザシアンと呼ばれる構築ともたくさん当たりました。

テンプレザシアンは、

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といったものです。

あまりにも勝てないので、一旦雨ザシアンは諦めてテンプレザシアンを使うことにしました。しかし相手が使うモロバレルはめちゃくちゃ強いのに自分が使うモロバレルはとても弱く、キノコの胞子で相手を眠らせても何のアドバンテージも取れないまま負ける試合がたくさんありました。要はモロバレルを使うのが下手くそでした。

 

一方で、サダアキさんの構築をお借りしている時に、単体性能としてペリッパーはめちゃくちゃ強いと感じていました。ザシアンが苦手とするガオガエンランドロス、晴れパにも強く、またワイドガードを覚える為カイオーガや黒バド、トリルを貼られた後のコータスの噴火や白バドのブリザードランスにも対抗できる点は素晴らしいと感じました。ねっとうで火傷チャンスを狙えるのも非常に美味しい。

そこでテンプレザシアン構築を真似してみて、かつ雨要素を加えた並びが完成しました。

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【個体調整(H=HP、A=攻撃、B=防御、C=特攻、D=特防、S=すばやさ)】

○ザシアン

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H199(252)-A178(92)-B136(4)-C78(0)-D151(124)

(実数値はれきせんのゆうしゃフォルムのものとしています)

HD 控えめしんぴのしずく持ちカイオーガの潮吹き(ダブルダメージ)確定耐え
黒バドの珠アストラルビット(ダブルダメージ)をグラスフィールドの回復込みで2耐え
A  性格無補正252振りと同数値
S  最速コジョンド抜き
B  余り
 

本構築の伝説枠、HDザシアンです。とにかく固いザシアン。調整は某実況者のパクリです()

基本的に相手の追い風等のS操作は止められないので、一発耐えて反撃をするということでこの構築のポケモンは耐久振りにしています。カイオーガや黒バドの攻撃はもちろんのこと、ムゲンダイナの珠かえんほうしゃ+もう1体の集中攻撃も雨下で耐えて反撃できるのがめちゃくちゃ強かったです。

相手のガオガエンが必ず出てくるので、隙ができた際に剣舞をすれば威嚇で下がった攻撃も取り返せるのでバックする必要がなく攻撃に専念できます。ほとんどのガオガエンフレアドライブを序盤から打ってくることはないですし、ザシアンを動かすにあたっては猫だましに怯えず行動することが大事だと思いました。

 

 

○ウーラオス

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H177(12)-A172(174)-B125(36)-C74(0)-D97(132)-S150(156)

HD 黒バドの珠アストラルビット(ダブルダメージ)を確定耐え
S 最速黒バド抜き
B A特化でないゴリランダーのグラススライダー耐え
A  余り
 
ザシアンが苦手とするガオガエンランドロスエンテイグラードンをしばける要員。こだわりスカーフを持たせることによって耐久に振ることができるようになりました。またペリッパーで雨を降らせれば少し削れた相手のザシアンを倒しきることもできたりして強かったです。水流連打が威嚇無効かつ守る無効なのが本当に強力です。
ウルガモスにはいわなだれを打つことにより火傷を負わされず怯みチャンスが発生したり、ゴリランダーには蜻蛉の蓄積ダメージを与えたりできます。
 
H167(252)-A63(0)-B154(156)-C115(0)-D102(98)-S86(4)
HB グラスフィールド下ゴリランダーのグラススライダー2耐え
HD 黒バドの珠アストラルビット(ダブルダメージ)を乱数耐え
S 余り
 
本構築のMVP、マジで強いです。そしてこの調整はサダアキさんの初期調整案をそのまま採用しています(サダアキさんはCにもう少し振って火力を伸ばした調整にされたそうです)。グラードンエンテイのようなザシアンを焼きにいくぜ!みたいな構築でも天候を雨にできてザシアンを守れたり、化身ランドロスヘドロばくだんイベルタルのバークアウトを重ねられても耐えて反撃できたりと、とにかく強かったです。欲を言えば種族値がもう少し高ければ受けだし性能があってもっと活躍できるのに、と思います。
 
H201(244)-A135(0)-B134(92)-C90(0)-D126(124)-S86(50)
HB 威嚇を入れた後のザシアンのインファイト確定耐え、コジョンドインファイト乱数耐え
S 無振りS個体値さいこうのゴチルゼル抜き
D 余り
 
ザシアンでのサイクル構築において必須ポケモンモロバレルが大流行してきたこと並びに黒バドレックスへ悪技を素直に打たせてくれる展開がほとんどないことから、悪技はカットして挑発を採用しました。
ミミッキュイエッサン等のトリル展開が予想される対峙でも、相手はザシアンの身代わりを警戒してこの指とまれを打たずシャドボを打ってきたりしてミミッキュに挑発が刺さったこともありました。Sに振ってない相手ガオガエンの捨てゼリフを阻止したりもできます。
 
 
○ゴリランダーf:id:omochi_poke:20211003002924j:plain
H207(252)-A160(4)-B110(0)-C72(0)-D122(252)-S0(0)
HD 特化している為黒バドの珠アストラルビットも3発耐えます
A 性格補正と気持ち4振り
 
猫だまし要員兼クッション、対黒バド枠。対カイオーガじゃないの?と思われますがカイオーガ軸は必ずゴリランダーの対策をしており、ゴリランダーを出さない方が勝率が良かったりします。グラスフィールドを貼ってしまうことにより相手のアマージョがタダ乗りグラスラをレジエレキにかましてきますし、ぼうふうにトリプルアクセルがとんできたりとめちゃくちゃ向かい風です。
相手の水タイプ、特にスイクンの処理や化身ランドロスの身代わり破壊等で活躍してくれました。相手レジエレキを縛れるのもGOOD。
 
○レジエレキf:id:omochi_poke:20211003003041j:plain
H169(108)-A108(0)-B73(22)-C136(124)-D71(4)-S277(252)
HB タイプ強化でないゴリランダーのグラススライダー確定耐え
S 最速
C 余り
 
S操作要員及びサンダーの処理係。ゴリラのグラスラ耐え調整にしているのは猫だましでタスキが割れてしまっても次ターンで行動ができるようにしています。本構築で処理が重いサンダーはこいつで大きく削らないといけません。
初期段階ではこだわりスカーフで運用していましたが守れた方が強いこと、また相手が素直に追い風+しおふき等の攻撃をしてきてくれた場合はエレキネットでSを逆転できたりするのでタスキの方が強いと感じました。
 
 
【選出】
○基本選出
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上記4体でガエンの威嚇をまき散らしてとんぼがえり等でサイクルを回しながら残数有利を勝ち取っていきます。

 

 

○対コジョンド黒バド
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グラスラと水流連打を黒バドに集中します。この作戦は某ダブル実況者の動画を見てマネしました。相手の後発はガオガエンランドロス等ザシアンに強いポケモンであることが多く、水流連打を受けきれない為相手コジョンドねこだましを使ってこなかった場合はそのまま黒バドを倒せます。

仮に猫だましを使ってきたとしてもどちらかの攻撃が黒バドに通り致命傷が入るので次ターンに倒せます。

 

 

トルネオーガアマージョ

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相手が素直にトルネオーガから入ってきた場合は猫だまし+電気技という択を与えられます。相手としてはどちらかをアマージョに交代する必要があるので、強気に猫だまし+エレキネットを打ったりしていました。

仮にアマージョによって猫だましが防がれたとしても相手の選択が追い風ならば爆アド、凍える風でもエレキ交代→ザシアン出し、ガエン捨てゼリフ+エレキ出しで優位が取れます。
ただし上位帯のカイオーガ使いは初手アマージョトルネorトルネエレキで出してくるので、相手のランクに応じて技選択が必要になります。
 
 
○ザシアンミラ
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相手のザシアンに威嚇を入れつつ、ランドロスを早めに処理することができれば勝ちに近づきます。

 

 

○対ゼルネアス

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相手のガオガエンウルガモスを早めに処理できれば勝ちに近づきます。モロバレルは挑発で止めましょう。 

 

○対グラードンエンテイ

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相手の初手はグラードンエンテイから出してくることがほとんどなので、エンテイ方向にボルチェンしながらペリッパーで雨を降らせて水流連打でグラードンを倒します。

 

○苦手な構築、重い構築

ルナアーライエッサンモロバレルガオガエン

正直どう対応すれば良いかわかりませんでした。ガオガエンはメテオビームで即死しますしイエッサンにこの指をされたり相手ガオガエンの威嚇によって攻撃を下げられたりしてルナアーラを倒しきれず、またモロバレルによって眠らされたりと本当にストレスが溜まる相手です。この構築においては対応は無理と判断して諦めていました。

 

【最後に】

文章化してみて、ゴリランダーの調整や苦手な構築への対処方法等まだまだ甘い点がたくさんあると反省できました。とはいえ自分が育成したポケモンで目標を達成できたことは自分にとって有意義なものとなりました。

書いてみて分かったことは、シーズン途中でも文章化することにより構築の見直しができるのではないかと思いました。最終日に向けてさらなる調整や効率の良い練習等ができると感じました。

 

個体調整の相談に乗っていただいたサダアキさんには本当に感謝です。

初めて構築記事を書いたので至らぬ点はたくさんあるかと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございました!